最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,023

秋華賞 (10月・GⅠ) (秋華賞〜気になる馬リスト) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

今週は京都競馬場秋華賞だな。

今回は気になる馬について私の視点から分析していきたいと思う。
色々と参考にして自分なりの見解も交えて厳選してみたので、参考までにドーゾ。


【気になる馬】
アエロリット
そりゃ、まずはこの馬だろ。
人気必至かもしれないが、この馬のいいところはたくさんあって、まずは潜在スピードだな。
NHKマイルを先行して抜け出しての1分32秒3で勝利。自分で動いて作った時計なだけに価値はある。
続く札幌のクイーンSは逃げて楽勝。鞍上が余程この馬の力を信頼していないとできる芸当ではない。距離を伸ばして勝てたのも良い傾向だった。現状スピードが勝っているので距離はこれくらいがギリギリかもしれないけど、普通にもつと思う。
もしかしたソウルスターリングより強いかもしれないくらいに個人的には思っている。


ファンディーナ
ここまでデビューから5戦し全て一番人気。
今回は上記のアエロリットと人気が割れると思うが、上位人気は間違いないだろーね。
ケドここは敢えていうのであれば、危険な人気馬と言わせていただきます。
その根拠はファンディーナの「気性」だ。

デビューから3戦目までは力だけで勝てたが、いずれもかなりのスローで、展開も何もないくらいに楽な競馬だった。一気にペースが上がった皐月賞、決着時計が速かったローズSには流れ乗れていたかというと疑問だ。

さらに皐月賞の敗戦時に管理した高野調教師は「今まで左右から囲まれたことがなくて怯んだ」とコメントしていたからね。つまりは気分を害したということだろーか。
また、ある識者の見解によると、ローズSの直前追い切りは及第点以上であったにもかかわらず、レースでは抵抗で生きずに失速。休み明け、馬体増など、一般的な敗因も要素の中の一つとも考えられるが、「どうも馬が自分から競馬をやめているフシがある」とのことだ。

つまり、ファンディーナはけっこーワガママな馬で、「気分良く走れないと途中でやめる」「ペースが上がったところで闘争心を出さない」といったメンタル的な要因がここ2戦の敗因ではないだろうかと分析されており、両方の理由はしっかり的を得ていると思う。
「休み明けを叩いて今度は変わるだろう」というのは希望的観測で、私は挑戦者の立場になり「影をも踏ませない逃げ」を打つくらいの覚悟がなければ厳しいと考えている。


ラビットラン
和田騎手モズカッチャンデムーロに強奪されて怒り心頭だったらしいが、見事にリベンジした。
「ラビットラン」のいいところ?は、父がアメリカNo.1種牡馬のタピットであること。芝の高速決着に対してバリバリのアメリカダート血統の父。…「えー、この馬の父はダート馬だろ?」って、ネガティブな意見が蔓延すれば、私的には「ニヤリ」と笑うとこだ。

実はこの馬の弟が今年の小倉2歳S勝ち馬のアサクサゲンキで、やはりこの父もアメリカのダート血統。アサクサゲンキも使い出しがダートだったんだけど、勝てずに芝を試したところ一変し芝2戦目で勝利し、返す刀の小倉2歳S勝ちならどう考えても芝馬なんだな、コレが。
この論法で行くと、どうも芝馬を出す繁殖牝馬ということが2代にわたって証明されているから、個人的には人気にならないことを祈ってる(笑)



【その他の馬】
ディアドラ
最も計算しやすい馬。やることは後方一気のみだが、展開不問で追い込んでくる脚は安定感がある。鞍上もルメールだから、さらに信頼度UPと言えるだろう。

カリビアンゴールド
とにかくしぶとい。勝負根性は父譲り。立ち回りもうまいので他の馬がヘグッたら浮上できていいだろう。

モズカッチャン
フローラS、オークスともに内枠を引き当てロスのない競馬。今までが上手くいきすぎた。デムーロマジック頼み。

ミリッサ
血統も超一流だが、如何せん体が小さいので不利を受けやすい。根性はあるので降りなく回ってくれば圏内があっていい。

カワキタエンカ
この2走とも展開に恵まれた。前走は鞍上がこれ以上ない好騎乗であった。今回は乗り替わり。



【惑星馬】
リカビトス
ここまで無傷の3連勝。とにかくキレが半端ない。展開がはまればあっていい。

メイショウオワラ
2走前が超凄いキレ。四走前に負かしたサングレーザーは既に4勝しオープン入り。諸々噛み合えば1発の魅力十分だ。

以上、是非参考にして頂ければと思いますw


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう