最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,023

大阪杯 (4月・GⅠ) (大阪杯展望) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

第69回 20180328
G1連続開催第一弾の、高松宮記念が終わったな
レッドファルクス、やっちゃったなー

まぁ、敗因は色々あると思うけど、個人的な感想を言えば、人馬ともに「挑戦者の立場」から「王者の立場」の防衛戦になって、守りに入ったのがいけなかったような気がした。
攻めに強く「守りに弱いミルコ」が出てしまったような気がする。



さて、今週は大阪杯
ここは結構メンバーが揃って、かなりの数の馬にチャンスがありそうだぞ。

おそらく去年もそうだったと思うが、去年以上に今年のキーホースとなるのがマルターズアポジーだろう。

去年もこの馬が逃げるのは分かっていたけど、その他にもロードヴァンドールがいて、キタサンブラックがいた。


それに比べ、去年より今年は楽に逃げられるのではないだろーか。
一応ヤマカツライデンが登録してるけど、マルターズアポジーのハナを叩くのは無理なので、かなり縦長の隊列になるんじゃないかな。
アポジーが逃げて、ヤマカツライデンがおそらく2番手も敢えて潰しにはいかないだろう。


そうなると、3番手以降の馬は競馬が楽になる。
この辺りにいるのが、サトノノブレス、アルイアン、ウインブライト、ダンビュライト、ヤマカツエース、一応トリオンフ、この集団の後ろがスワーヴリチャード、ペルシアンナイトといった隊列だろう。

サトノダイヤモンドは徐々にポジションを上げ、4コーナーを回ったあたりから進出してというイメージだろうか。


この展開だと少し色気がある馬たちは、みんな比較的自分のやりたい競馬ができる位置が取れるのではないだろうか。
そうなると最後は力勝負、となりそうなものだが、今年と去年の大きな違いマルターズアポジーがかなり楽に逃げられるというところにある。

阪神コースは今週もAコースだが、極端に外を回っては届かないくらい芝の状態は良好だ。使用するコースによってはもちろん差しも決まるけど、今回は内回りの2000mだから、ゴール前は勝負処から早めに進出しての消耗戦が予想される。


このイメージに最もフィットしそうなのがアルアインマルターズアポジー
前半に貯金が作れればアポジーで、それに失敗すればアルアイン、そしてアルアインの近辺にいる集団が消耗戦を繰り広げる展開となるならばスワーヴリチャードペルシアンナイトミッキースワローの「どすん」が決まってもおかしくはないだろう。


現時点で登録は17頭。フルゲートが16頭。
除外筆頭のマサハヤドリーム以外とヤマカツライデン以外は全て重賞勝ち馬で、G1馬も5頭。

こんな豪華メンバーは中々揃わない。
だからと言って、物凄くレベルが高いか?というと、ここにも疑問符がつく。

実績的にはサトノダイヤモンド。
前走の3着に至るまでの内容が悪すぎたし、あっさりルメールに袖にされたのも嫌な要素だ。

おそらく今年は史上稀に見る大混戦になるのでは??


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう