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日本ダービー(5,6月・GⅠ) (ダービーの面白ネタ) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

今週はオークスだ。

一番人気確実アーモンドアイについて、昨年ソウルスターリングで勝っているルメールが「去年よりも自信がある」…などと発言しており、本番でブッ放されたのではなんだか見えてそうだ。

当初、ダービー出走も噂されたアーモンドアイだったが、将来的に「繁殖に上がるしかない牝馬」なので、ダービーは将来「種牡馬になれる馬」に勝たせたいという社台グループの思惑のもと、順当にオークス出走となった。

他の陣営もアーモンドアイにほぼ白旗を上げているオークスのネタを競馬検証.comの競馬コラムで取り上げても「ありがち」でつまらないので、今回はダービーの面白ネタについて書くことにする。



馬体と能力は世代最強。しかしメンタルは?」…そんなタイトルにしようと思った今回の「競馬コラム」だが、その世代最強馬とは、2歳時にには「来年のダービーはこの馬で仕方がない」とまで言われたディープインパクト産駒のワグネリアンのこと。

だが、弥生賞でダノンプレミアムに敗れたあたりから少しずつメッキが剥がれて来て、皐月賞で7着に敗れからは、一気に評価は急落し、ついに「その他大勢」の中の一頭となり下がってしまった。
こうなってしまったのには、どうやら「確たる理由」があったようです。


実はワグネリアンはまだ精神的な幼さが残っているそうで、トレセンでも他馬の姿を見ると怖いのか、立ち上がってしまうことがある極度の「ビビり」らしい。

本来「サラブレッド」は生れつき臆病なことが多く、特に若いうちは怖がりな馬が多いそうで、例に漏れずワグネリアンも現時点でまだ「ビビり」から脱却できていないようなのだ。

ワグネリアンは2歳時に3連勝したのだが、その際の頭数はデビュー戦が10頭立て、野路菊Sが9頭立て、東京スポーツ杯2歳Sが7頭立てだった。
この頭数なら馬群も密集しないから、そこまで怖がる必要はなかったのだが、年が明けて弥生賞が10頭立てで、ここで新星ダノンプレミアムに土をつけられてしまったのだ。

ただ、この時はトライアルであるということであまり騒がれなかったのだが、本番の皐月賞は今まで最多で10頭立てまでしか経験してこなかった馬が、いきなり16頭立て。しかも1枠

なんで一枠を引いているのに 福永はワグネリアンを外に誘導したのか」という非難がネットなどに殺到した


確かに改めて実際パトロールフィルムを見てみると、福永はゲートを出てから最初のコーナーに入るまでワグネリアンを終始外へ外へと誘導している。
アレはワグネリアンが「ビビり」であることを知っていたからこその戦法だったのだ。
一枠から出して行って馬群に突っ込んでパニックになるのはリスキーな戦法であるというロジックから、あのような戦法をとったのだが、そんな真相を知らないファンは怒り心頭だったようだ。


おそらくワグネリアンの癖を知り尽くしている陣営は、敢えて皐月賞を捨てて、ダメージを与えずにダービーを迎えることを選択したのだろう。
そして「他馬を怖がる」という癖があるのを隠したかったんだろーな。

これでワグネリアンをめぐる嵐は一旦去ったのだが、今回は広い東京コース。
瞬発力を生かしたいワグネリアンにとって条件は一気に好転している。

馬群もそんなに密集しないため「ビビり」も最小限に抑えられるのではないだとうか。
さらには「ワグネリアン恐るに足らず」とまわりが思い始めているのも好材料かもしれない。

まさに「ピンチの後にはチャンスあり」だ。
ダービーでは要注意だぞ! ( ・ ・ )ムムッ!


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競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。