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有馬記念 (12月・GⅠ) (2018有馬記念コラボ企画は「有馬戦士ガンダム」) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2018有馬記念のスペシャルコラボ企画は「有馬戦士ガンダム」

  2. 今週はいよいよグランプリ有馬記念だ。

    1年最後の祭典として、今年は「有馬記念」について数週間にわたり競馬コラムを書いてきた。
    はじめに書いたのは「2018有馬記念の注目馬」、その次は「2018有馬記念、オジュウチョウサンの勝算は?」、そして先週はファン投票1位の「レイデオロ」について「2018有馬記念、レイデオロの勝算は?」というタイトルで競馬コラムを書いた。


    そして最後に締めくくりとして、毎年有馬記念の数日前から公開される、近年恒例ともなってて、私も毎年JRAにアクセスして日々後悔を楽しみに待っていた「有馬記念スペシャルコラボ企画」について書こうと思う。
    因みに昨年は「2017年の有馬記念コラボ企画」は「モンスターハンター」とのコラボだった。


    今年は「機動戦士ガンダム」とコラボした有馬戦士ガンダム」だ。
    まだ見ていない人は1週間も無い超短期間の「有馬記念スペシャルコラボ企画」←だから、サイトが無くなる前に早く見た方が良い


    公開期間は、2018年12月13日〜2019年1月31日


    2018年有馬記念のスペシャルコラボ企画は「有馬戦士ガンダム」 
    ↑2018年有馬記念スペシャルコラボ企画「有馬戦士ガンダム


    今回の2018有馬記念とのコラボは「Zガンダム」や「ガンダムユニコーン」とかではなく、日本のメカアニメの代表とも言える「元祖・機動戦士ガンダム」。
    初期のシリーズをリアルタイムで体験しているのは現在40歳~50歳くらいの世代だから、競馬の「コア・ファン」が多い世代でもあるだろう。だからその世代の親が子供達にガンダムを通して競馬の魅力について伝えるには絶好のアニメとして、有馬記念のコラボに「機動戦士ガンダム」を起用したのかもしれない。



  3. 2018有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」のコンテンツ

  4. はじめに2018有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」のURLをたたくと、アンケートで、競馬歴を聞かれる。
    1度アンケートに答えると、どうやらクッキーが付けられたようで、次からは同じアンケートで質問されることはない。

    アンケートに答えると「創通・サンライズ」監修のもと描かれた、「有馬戦士ガンダム」のビジュアルページになり、その下には「NEW TYPE MOVIE」「育成のシャア」「ハロガチャ」などといった、面白そうなコンテンツが並んでいる。



    【NEW TYPE MOVIE】
    ガンダムの見覚えのある場面と、有馬記念の名シーンをクロスオーバーさせた動画コンテンツ

    有馬戦士ガンダムMOVIEではレースの臨場感を上手く醸し出しており、ムービーでは「2016年 第61回 有馬記念」と「2017年 第62回 有馬記念」バージョンに「アムロ・レイ」がキタサンブラックに騎乗しているという設定で、

    地球連邦軍=キタサンブラック(アムロ騎乗)

    となっている。キタサンブラックは長く競馬界を牽引してきたヒーローホースだから、地球連邦軍のアムロを騎手に模しキャラクターを被せ、敵役の馬にはジオン軍のシャアが騎乗してそれに迫るという設定は絶妙だ。

    2016年 第61回 有馬記念」バージョンでは、比較的逃げの手に出ることの多かったキタサンブラックがスタートから行く気を見せて先行集団に取り付く際に、鞍上のアムロが「アリマ行きまーす」叫ぶシーンは競馬ファンの視点から見れば「アムロ逃げまーす」と言っているようで、楽しく鑑賞出来る。
    2018年有馬記念コラボ企画の「有馬戦士ガンダム」で名台詞「アムロ行きまーす」が「アリマ行きまーす」に 
    「アリマ行きまーす!」って、声優の古谷徹がちゃんと言ってる!


    この年は先行して抜け出したキタサンブラックをサトノダイヤモンドがゴール前で捉え、サトノダイヤモンド、つまりはジオン軍のシャアに凱歌が上がったのだが、レース中に挿入されるアムロのセリフに「これでもつのか?」という焦りの色を感じさせるシーンも、うまく出来ている。クオリティがスゴい!!

    しかも、今回のコラボ企画のために「アムロ・レイ」の声優を演じる本物の古谷徹と、「シャア・アズナブル」の声優を演じる池田秀一もちゃんとアフレコをやっているから、競馬を知らない人でもテンションが上がるのは間違いない。他の声優陣もこの為に録り直したんじゃないだろうか。


    2017年 第62回 有馬記念」バージョンでは前年の雪辱戦とばかりに、再び「アリマ行きまーす」のセリフと同時にゲートから飛び出したキタサンブラックとアムロ・レイは果敢に逃げの手を打った。
    前年の敗戦を糧に「今年こそは」という乗り方をしている様子は、ムービー中に挿入されている地球連邦軍の仲間からの叱咤激励の声と連動するかのように、キタサンブラックは後続に影をも踏ませぬ逃げを展開にw
    前年とは打って変わってジオン軍側のセリフに焦りの色を感じさせていたのも、見事な脚色と言える

    結果的に2016年はジオン軍の勝利、2017年は地球連邦軍の雪辱という、2本立てのムービーという構成にになっている。
    この2本のムービーを見ることで競馬(有馬記念)における「レース展開」という側面を意識できるという点においても、競馬ビギナーでも今回のかなり面白い演出を加えることで、最後まで楽しむことができるだろう。アニメと実写のミスマッチが逆にクールだ

    今回の「有馬戦士ガンダムMOVIE」のような企画は、ジャパンCや 有馬記念など、大レースでしかできないだろうが、このような競馬チャンネルが定期的にあれば、コラボ企画を通して新しい層の競馬ファンが増えるかもしれない。


    有馬戦士ガンダム STORY」では、「あのシーン」が「数秒」の小ネタでセリフだけ「有馬戦士ガンダム」バージョンに変えられているパロディだ。かなり短いから、是非全部見て欲しいw
    個人的にはコレがかなり好きなコンテンツだった。



    【育成のシャア ジオン競馬場で学べ】
    「育成のシャア ジオン競馬場で学べ」は、競馬初心者に向けた有馬ネタをゲーム感覚で学ばせていく企画で、「シャアの指示を復唱せよ!」では有馬記念の歴代の勝ち馬をガンダムのアニメ中で流れていた臨場感溢れるBGMをバックに「瞬間記憶ゲーム」で覚えさせたり、「サラブレッドを見極めよ!」では、ジオン軍や連邦軍のモビルスーツに紛れて馬の顔が流れて来るので、モビルスーツだけを撃つシューティングゲーム(というか太鼓の達人)だ。

    あと「素早いマークでMSを撃破せよ!」も同じようにスピード勝負でゲームしながらマークカードを記入しての馬券の購入の仕方を学べるもので、このゲームを体験するとマークカードを記入して馬券を購入したくなりそうだ。
    他にも有馬記念の存在や、立ち位置について説明していたり、パドックの見方の説明など丁寧に説明されていて楽しめるものだ。
    2018有馬記念のコラボ企画有馬戦士ガンダムの「育成のシャア」 
    ↑2018年有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」の「育成のシャア」



    【ハロガチャ】
    「ハロガチャ」は1日1回とかではなく、何度でもガチャができる。
    「ハロガチャ」にトライしてオリジナル「ガンダム馬券」をゲットし、twiiterにてシェアした後、その馬券が的中していたら「AIハロ」や「10万円分の電子マネーギフト」が抽選で当たるという企画。拡散を目的としたものだな。抽選に使用されるオリジナル「ガンダム馬券」が枠連というのも万人が参加しやすい形としては良い選択だねw
    2018有馬記念のコラボ企画有馬戦士ガンダムの「ハロガチャ」 
    ↑2018年有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」の「ハロガチャ」



  5. 2019有馬記念コラボはどうなるか?

  6. 今回、2018年のコラボ企画「有馬戦士 ガンダム」では、親から子へ「ガンダム」というキャラクターが受け継がれたように「ガンダム」を介して競馬の魅力が同じように受け継がれるのであれば、意味のある面白い企画だった。
    そして、その役割を果たすキャラクターに「ガンダム」を起用したのはJRAの慧眼とも言えるだろう。

    2013年の 第58回有馬記念コラボ企画」は「進撃の有馬記念
    2014年の 第59回有馬記念コラボ企画」は「3分間のウルトラレース有馬記念
    2015年の 第60回有馬記念コラボ企画」は…なんだっただろう。
    2016年の 第61回有馬記念コラボ企画」は「シン・アリマ
    2017年の 第62回有馬記念コラボ企画」は「モンスターハンター
    2018年の 第63回有馬記念コラボ企画」は「有馬戦士 ガンダム」ときて来年は…なんだろう。
    あまり面白くなさそうだが、年代的に「宇宙戦艦ヤマト」とかもそのうちコラボするかもな。

    今から「来年」企画が楽しみだ。どんどんハードルが上がって行く(笑)


    最後にもう一度、見ておこう!

      ↓ ↓

    「有馬戦士 ガンダム」



無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。