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高松宮記念 (3月・GⅠ) (2019年GⅠ第2弾、高松宮記念の楽しみ方) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2019年GⅠ第2弾 高松宮記念

  2. 今週末は「中京競馬場」で 2019年のGⅠ第2弾高松宮記念が行われるのだが、話題の的となっているのは先日の競馬コラムでも書いたように、藤田菜七子騎手2度目のGⅠ騎乗だ。
    盛り上がる事間違いない高松宮記念となり、レース云々よりも1人の女性騎手で馬券やグッズの売り上げがどこまで影響するのか個人的に興味津々だw


    フェブラリーSの際にも、JRAの想定をはるかに超えた現象がそこかしこで起こっていたからな、藤田菜七子騎手が一般以下のブスジョッキーだったらこんな「祭り」にはならなかっただろうが、まず「高松宮記念」の馬券の売り上げ更新は必至だろうな。

    そして肝心の藤田菜七子騎乗の「スノードラゴン」だが、先日の競馬コラムでは「感動の引退」の演出に添えられた「花」と書き、期待できそうもないと書いたが、ここにきてこの馬なりに順調のようだ。



    ただ、レースの中心となると、重賞2連勝中のダノンスマッシュだろうか。
    この「ダノンスマッシュ」は、父ロードカナロアとの親子制覇がかかっており、父の初年度産駒からいきなり親子制覇が実現するのもかなりレアケースと言えるので、もし実現すれば、ロードカナロアの種牡馬としての「価値」もグンと上がる事だろう。


    また、次週にはドバイWCデイで「ドバイターフ」に参戦するアーモンドアイや、同日の「大阪杯」に参戦する昨年のマイルCS勝ち馬ステルヴィオもスタンバイ。

    これらの馬たちが軒並み勝利するようなら、繁殖時期の直前ということもあり、種牡馬としての価値も一気にディープインパクトに近付ける可能性も夢ではないかもしれない。
    逆に両馬を所有する社台グループとしては、ディープも種牡馬として段々衰えていくのは自然の摂理として受け入れなければならないので、まだ若い「ロードカナロア」にスムーズにシェアを移行出来れば社台グループとしては、正に「理想的」と言えるだろう。



    ただ、この「ダノンスマッシュ」の前に立ちはだかるのが、武豊&モズスーパーフレアのコンビだ。
    スピードは物凄いものがある馬なのだが、その分、癖も強く3歳時は自滅するパターンが多かったのだが、前走はルメールがしっかり御したことももちろんあり、だいぶ操縦が利きやすくなってきているのは間違いないようだ。

    あわせて武豊の逃げというのはフェブラリーSのインティでもわかるように、ここにきてさらに円熟味を増してきている感もある。

    武豊のペースにまんまと嵌るとここでもフェブラリーSの再現も十分にあるだろう。
    ましてや、ライバルとされるデム・ルメも、今回は強力なライバルとは言えないので、この2頭の駆け引きが勝負の分かれ目となりそうだ。


    レッドファルクスファインニードルが引退し、今年の高松宮記念は嫌が応にも世代交代が起こるので、フレッシュなスプリント王者がおそらく誕生するだろう。
    あわせて藤田菜七子効果が、中京競馬場でどれだけ炸裂するのか?
    個人的に、今週の「楽しみ」はこの2点かな。


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2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう