最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,023

日本ダービー(5,6月・GⅠ) (第86回日本ダービー、徹底検証) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 第86回日本ダービー<東京優駿>徹底検証

  2. 昨日、第86回 日本ダービーのウィブサイトが「ゴルゴ13」とのコラボをしていることを「2019日本ダービーJRA×ゴルゴ13」というコラムにて書いたが、

    ソレとは別に、今週末にある日本ダービーは、普段、競馬に興味がない人も日本ダービー有馬記念くらいは、イベントとして、エンターテイメントとして観戦するだけでも十分に楽しめるので、レース直前カウントダウンということで、もぅ1本コラムを書くことにした。


    なので、今回の競馬コラムは 5月26日 15時40分発走の、「第86回 日本ダービー」、
    出走予定馬について素人でもわかりやすく」検証したいと思うw



  3. 第86回日本ダービー「優先出走順」に検証してみた

  4. サートゥルナーリア
    牡馬(男馬)クラシックの1冠目である皐月賞を無敗で制し1番人気がほぼ確実な馬だ。
    騎乗するのは、ここ最近の競馬コラムで度々名前が登場しているオーストラリアの新鋭、D.レーン騎手
    先日も「D.レーン騎手、25歳の台風の目」で今競馬界でどれだけの注目株の騎手なのかを書き、「ルメール・ファーストでM.デムーロの心情いかに?」ではD.レーン騎手が「ポスト M.デムーロ」を脅かす存在だということを書いた。
    若干25歳のこの男、豪州での騎乗経験、実績とも豊富で、一連の騎乗からもダービー1番人気馬に乗る資格は十分にある。


    ヴェロックス
    皐月賞では前出サートゥルナーリアに敗れはしたものの、内容はタイム差なしのクビ差。騎乗するのは現在リーディングを独走中の川田雅将騎手。前走の内容からも逆転候補の最右翼と言える。


    ダノンキングリー
    皐月賞3着馬。父は4頭のダービー馬を送り出しているディープインパクトだが若干、一生懸命に走りすぎる癖があるため2,400mへの距離延長が懸念される。騎乗するのは現在関東リーディング1位の戸崎圭太騎手


    リオンリオン
    ダービートライアルの青葉賞を逃げ切って出走権を獲得したリオンリオン。騎乗するのは元々横山典弘騎手の予定だったのだが、先週の競馬で外側に斜行したことで騎乗停止処分となり、息子の横山武史へと乗り替わりとなった。
    息子の横山武史騎手若干20歳で、これまで重賞で三度の騎乗経験があるものの、GⅠ騎乗は初
    誰もが「身内びいき」との噂も立っているが管理する松永幹夫調教師は「横山武史騎手の息子だからというよりも本人の腕を買っている」と話している。実際現在は全国リーディングで18位に位置しており、18頭しか出走でいないダービーに騎乗する資格は十分にあるとみていい。


    クラージュゲリエ
    クラージュゲリエは皐月賞5着以内という優先出走権を得てここに出走。デビューからずっと中長距離を使われてきた馬でスタミナで言うなら距離延長は歓迎と言える。騎乗するのは「三浦皇成騎手が復帰」にも書いたが、大怪我から完全復帰した三浦皇成騎手


    ランフォザローゼス
    ダービートライアルの青葉賞で2着し出走権を獲得。馬名の「ランフォザローゼス」由来はアメリカのケンタッキーダービー優勝馬に送られる薔薇のレイの別称で、騎乗するのは昨年ワグネリアンで初のダービー勝利を飾った福永祐一騎手


    エメラルファイト
    皐月賞トライアルのスプリングSを勝つも、その後、右前肢の球節を捻ったため皐月賞を自重しここまで待機。ただ症状としては軽いもので態勢は整ったと言える。騎乗するのは石川裕紀人騎手ダービーは初騎乗。23歳での騎乗は横山武史騎手に次ぐ若さだが、所属厩舎の馬でもあり癖を知り尽くしているのは強みと言えるか。


    ニシノデイジー
    これまでのベストパフォーマンスが東京スポーツ杯2歳Sだが、その後精彩を欠く競馬が続いているのは右回りの競馬があまり得意でないことが推測される。今回は待望の左回り。血統的にも距離延長は問題なく、ずっと騎乗し続けている勝浦正樹騎手もそろそろ溜飲を下げたいところだろう。


    メイショウテンゲン
    弥生賞を勝ち賞金を加算しここ出走。鞍上はレジェンド武豊騎手。皐月賞は見せ場なく敗退したが、広いコースでこその馬で、馬場が悪化すれば尚歓迎のタイプと言える。まぁ、悪化することは無さそうだが。


    レッドジェニアル
    京都新聞杯を勝ちここに駒を進めてきた馬。騎乗するのはデビュー3戦目から手綱をとり競馬を教え込んできた酒井学騎手。500万条件の身で重賞を勝ったのであれば、ここにきての上昇度は顕著か。距離経験があるのも好材料と言える。


    ダノンチェイサー
    きさらぎ賞を勝ち、皐月賞を自重して挑んだNHKマイルCが4着だったが、道中の不利がなければもう一つ二つ上の着順が狙えたのかも?…という内容なだけに不気味な存在と言える。騎乗する豪州のB.アヴドゥラ騎手は今週が短期免許の最終週となり、ここは渾身の騎乗が期待できる。


    アドマイヤジャスタ
    本来はスタートの悪い馬ではないが皐月賞はまともに出遅れて8着なら度外視できる内容。未勝利勝ちが中京の1800mなら左回りで良さが出る可能性もあり、騎乗するのも先週のオークスを制したM.デムーロなら、その勢いで一発があっても驚けないだろう。


    サトノルークス
    未勝利戦を2着した後オープンのすみれSまで3連勝したディープインパクト産駒。皐月賞では全く良さが出なかったのでノーカウントにして広いコースが合うディープ産駒なら、今度は変わってきていい。騎乗するのは池添謙一騎手


    ロジャーバローズ
    京都新聞杯で2着して賞金加算しここ参戦。この馬も広いコースの合うディープインパクト産駒で2走前の中山戦以外は全て連対しているならここでも見せ場以上があっていい。騎乗するのは浜中俊騎手


    ナイママ
    門別競馬でデビューし地方馬の身ながら昨年札幌のコスモス賞を勝ちその後、札幌2歳Sで2着し、賞金加算してここ出走。門別で4戦した後、川崎競馬に移籍し、その後美浦の武藤善則厩舎に移籍。前走の京都新聞杯は4着であるがアレ以上を望むのは少々酷か。騎乗するのは柴田大知騎手。無いかな。


    シュヴァルツリーゼ
    弥生賞2着で賞金を加算しここ出走。皐月賞は見せ場なく敗退したが、血統、走法から見ても東京向きは明らかで、ここは変わってきて良さそうな馬。騎乗するのは石橋脩騎手


    タガノディアマンテ
    きさらぎ賞2着で18番目の枠にギリギリ滑り込めたのは運があるといえる。1勝馬で実績らしい実績はない馬だが、逆に常に大きく負けないのもこの馬のキャラクターで、展開がハマればよもやの一発があるかも?…騎乗するのは田辺裕信騎手

    注)優先出走順位上位のザダルは出走回避の見込みだ。


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競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう