最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,023

スプリンターズS (10月・GⅠ) (秋のGⅠ第1弾、スプリンターズS) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. いよいよ今週はGⅠスプリンターズS

  2. 今週は中山競馬場で、いよいよ秋のGⅠ第一弾スプリンターズステークスが行われる。

    現時点でどの馬が1番人気になるかは流動的だが、実績面を考えればタワーオブロンドンか、ダノンスマッシュってところだろう。

    そしてあくまでも「個人的」に推奨したいのはタワーオブロンドンだ。
    2019スプリンターズステークスの主役はタワーオブロンドンか?
     
    タワーオブロンドン」は3歳時にはNHKマイルを大目標にしていた馬だったのだが、実際は1600mでも長いと感じさせていた馬で、1400mがベストかなー?なんて思っていたのだが、ここ3戦のパフォーマンスを見ていると、どうもスプリンターの素質が開花してきたようにも見えるのだ。
    何よりも説得力があるのが9/8のセントウルステークスの勝ちっぷりだろう。

    2着馬と3馬身も突き放すレコード勝ちに加え、上がりも次位の馬に0.6秒もの差をつけていた。
    ローテーション的にみても極端に無理使いしている感もなかったので、タワーオブロンドンが主役になるとみて良いのではないだろうか。


    「タワーオブロンドン」の次位にはやはりスプリント重賞3勝、春の高松宮記念でも1番人気に推された「ダノンスマッシュ」となるのだろうが、この「ダノンスマッシュ」は、生粋のスプリンターのはずなんだが、1分8秒を切る持ち時計が何故か無く、ペースに合わせて勝っているだけって見えなくもない。
    タワーオブロンドンがセントウルSで叩き出した1分6秒7という時計を見ると、どーも「ダノンスマッシュ」は二番手感が否めない


    そしてこの後に続くのが春の「高松宮記念」の勝ち馬「ミスターメロディ」となりそうなのだが、「高松宮記念」の時はなんか全てに恵まれてて、なんの不利もなく最後に前がポッカリ空いたという感のレースだったし、前哨戦のセントウルSでも8着という結果だったので、期待はしないで疑っってかかった方が良さそうだ。


    …あと、巻き返しに期待ができそうなのが、3歳牝馬の身で既にスプリント戦で5勝を挙げている「ディアンドル」だ。
    北九州記念では初の古馬との対戦ということで2着となり、残念ながら連勝は途切れてしまったが、休み明けと考えれば悪くない内容だった。
    一度叩いて調子を上げてくれば「ディアンドル」の圏内入りも十分可能だと思える。


    1番厄介な馬は今年の桜花賞「グランアレグリア」かもしれない。
    マイルでは行きたがってリズムを崩すこともしばしばあり、スプリント戦に目を向けてて、いかんせん1200mは初体験となる。

    「グランアレグリア」の行きたがる気性を考慮して、距離短縮を狙う選択は分からないでもないが、それは安易といえば安易で、距離短縮が裏目にでる可能性も否定できない。
    だから「グランアレグリア」も全幅の信頼を置ける馬ではないだろうな…まぁ、終わってみたらスプリンターだったという可能性も十分ありえるが、いかんせんディープインパクト産駒なので、得意とする距離ではないと思える。


    同じようなことが昨年のマイルCS勝ち馬の「ステルヴィオ」にも言えて、こちらはロードカナロア産駒。1200m戦は初挑戦だが、少なくとも血統的にはグランアレグリアより適性がありそうだ。


    前走のセントウルSで3戦連続二桁着順だったファンタジストがスプリント戦に合わせ戻してきたのも評価できる。
    こちらも「ステルヴィオ」と同じロードカナロア産駒。デビューから3連勝した素質馬だし、この距離が適距離であれば慣れが見込める今回は勝ち負けに加わってきても驚けないない。

    …だから、私が個人的にが考えてる「構図」としては「タワーオブロンドン vs その他」って感じで、あとは、天気次第か。
    千葉県は不安定な気候が続いているので、レース当日に天気が崩れるようなら渋った馬場が得意な馬の台頭を考慮すると良いだろう。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。