最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,023

天皇賞・秋 (11月・GⅠ) (秋の大一番、天皇賞(秋)) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 秋の大一番、天皇賞(秋)

  2. 今週はいよいよ秋の大一番、天皇賞(秋)だ。
    この2週間は台風に悩まされたが、なんとか今週末は良い馬場で見たいですねー。

    さて天皇賞(秋)の主役となるのは、やはりなんと言ってもアーモンドアイサートゥルナーリアの、両 ロードカナロア産駒だろう。
    天皇賞でアーモンドアイVSサートゥルナーリア
     


    2頭ともノーザンファーム産で、
    アーモンドアイシルクレースホース所属サートゥルナーリアキャロットファーム所属と分かれてはいるが、生産者が同じなので、ほぼほぼ同馬主と考えていい。

    そしてアーモンドアイはノーザンファーム天栄仕上げ、サートゥルナーリアはノーザンファーム信楽仕上げだ。
    ノーザンファームが誇る外厩牧場の 東西対決となるので、そういった見方での楽しみも今回はあり、牧場の方も力が入る一戦となるのは間違いない。


    鞍上は、
    アーモンドアイルメール
    サートゥルナーリアスミヨン
    という形に落ち着いたが、おそらくお手馬がかち合ったルメールが、自らアーモンドアイを選んだんじゃないだろうか。
    また同時にノーザンファームもスミヨンを事前に確保していなければ、こうもスムーズに交代劇は進まなかった様に思える。



  3. 馬主的に、どちらに勝たせた方がいいのか?

  4. ただ、現実的に「どちらに勝たせたいか?」…という話になると、そこはやはりサートゥルナーリアとなるだろう。

    …何故ならアーモンドアイは牝馬ということで、もう十分賞金も稼ぎまくったし、今後は繁殖牝馬になるしか道は残されてないけど、サートゥルナーリア種牡馬としての未来がほぼ約束されているので、ここでもう一つ勲章が欲しいところだ。

    そういった心情も今回のレースに表れるだろうか。



  5. 舞台は、東京芝2000m。

  6. さて、舞台は東京芝2000m
    第104 回 天皇賞(秋)、1991年に武豊騎乗のメジロマックイーンが1着からの18着降着という事件があった舞台だ。

    その時の降着の理由は、最初のコーナーでメジロマックイーンがスタート直後に外枠から強引にインを取りに行ったため斜行し、他馬を妨害したという判定となり、結果18着の降着となった競馬史に残る有名なレースだ。

    その後コース改良がされ、多少は最初のコーナーが緩やかになってはいるが、それでもスタートしてすぐに鋭角にコーナリングしなければならないコース設定はいまだに健在で、外枠の馬は毎回ロスを強いられるコースだ。


    …そんな「東京芝2000m」なので、アーモンドアイとサートゥルナーリアの2頭が揃って外枠を引く様なら波乱の目も十分にありえるだろう。


    そこで2頭に続く馬はどれか?と、登録馬を確認したところ…おっと。ダノンプレミアムの名が。

    安田記念では他馬と接触して最下位入線し、はたして現役復帰出来るのか?と一時は騒がれたが、川田騎手を確保しここ出走なら幸い怪我の程度が軽症だったということだろう。


    前記した様このレースはにコース形態を考えると最初のコーナーでいい位置を取れる馬が有利な舞台なので、内枠を引いた馬、もしくは逃げ馬にコースは有利に働く

    ならば」ということでアエロリットか。
    毎日王冠こそダノンキングリーの鬼脚に屈したが、走破時計は上々で、秋初戦ということを考えればもう一段上げてくることも予想できるし、おそらく単騎逃げになりそうだからアエロリットは「台風の目」になるんじゃないだろうか(リアル台風はこりごりだが)


    問題児のデムーロは?
    ゴーフォザサミットに騎乗するようだが、自業自得とはいえ「M.デムーロいよいよ本格的にピンチ」にも書いたが、乗り馬の質の低下は歯止めが効かない様だな。

    それと、今年は「過去最強の布陣・外国人騎手来日!」でも書いたように今後デットーリ騎手や、マーフィー騎手ムーア騎手といった世界の一流どころの騎手が来日予定なので、ますます騎乗馬確保が難しくなるのは確実で、デムーロは先週ブレイクしたシュタルケ(月曜東京で3連勝を含む4勝)にも乗り馬を奪われてもおどろけないという「危険水域」に来ていると言えるだろう。
    色々な人間模様もありますます面白くなる秋競馬だ。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。