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菊花賞 (10月・GⅠ) (菊花賞でコントレイルの三冠はほぼ確実か?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 菊花賞でコントレイルの三冠はほぼ確実か?

    デアリングタクトに続けとコントレイル

    先日の秋華賞デアリングタクト無敗の三冠牝馬となった。

    ならばということでデアリングタクトに続けとばかりにコントレイルの「無敗の牡馬クラシック制覇」が至るところで取り上げられている。
    コントレイルの三冠ほぼ確実か?
     


    コントレイルの三冠達成は案外楽にイケる?

    今回のデアリングタクトとて結果として三冠を達成したものの、様々な面で運が向いたのも確かで、何が起こるか分からないという点においてコントレイルも現時点で「確実」とは言いがたいものがある。

    ただ正直、個人的にはコントレイルの方が楽に三冠を達成できるんじゃないかと思う。

    その理由のひとつは、ここに至るまで同世代の馬がコントレイルに全くと言っていいほど迫る勢いを見せていないから。

    唯一の例外である皐月賞ではダービーともにコントレイルの2着であったサリオスは、早々と菊花賞を回避してマイルCS回りを決めているので、牡馬クラシックの勢力図は春からほぼ変わっていないのだ。

    更に今年は「社台勢はどう狙う?」でも書いたように本来クラシック戦線を席巻するはずの社台グループの馬が、全くもって振るわず大苦戦。

    社台グループの馬が猛威を振るわず、二番手筆頭の馬が菊花賞に出てこないとなれば、普通に考えればコントレイルだろう。



    ノースヒルズグループの布陣

    前哨戦の神戸新聞杯では、コントレイルは直線で一瞬前が壁になり行き場を失ったかに見えたが、その「壁」となっていたディープボンドはコントレイルのためにあえて進路を開けるというアシストを披露していた。

    これはつまりコントレイルの所属するノースヒルズグループディープボンドコントレイルをアシストすべく脇を固めるという布陣はこの上なく強力であるということでもある。



    コントレイルにとって少々厄介な存在?

    これまでコントレイルはキャリア6戦中5戦で上がり最速を計時している。

    唯一最速でなかったのは前走の神戸新聞杯で、このレースは前が詰まった際に一瞬ブレーキを欠けたために速い脚を使えなかったからで、つまりコントレイルはこれまでの競馬で常にいい位置から上がり最速で抜け出すという競馬で6戦無敗なのだ。
    それだけコントレイルの抜け出してからの脚は信頼ができ、後続した馬は影をも踏めないということだ。


    だが今回の菊花賞でコントレイルにとって少々厄介なのは現在重賞2勝を含む4連勝中の逃げ馬バビットの存在だ。

    ただ先週に引き続きAコース使用の芝コースは内が痛んでおり逃げ馬に有利とは言えない状況となっている。

    それと、当然極力バビットはロスのない競馬をするだろうが、ここで頼りになるのが前述したディープボンドで、バビットをディープボンドが競りかけて潰したところでコントレイルがスパート。…というのが理想的な戦略だろう。



    ジョッキーは緩急自在の福永祐一

    ジョッキーは福永祐一
    先々週は土日合わせて2勝。

    人気の馬もあっただけに少々物足りない数字であるが、おそらくこれは計算づくではないだろうか。

    何故なら、この週に強引な競馬をしたり不運な事故に巻き込まれたりして騎乗停止にでもなろうものなら菊花賞に騎乗できない可能性も出るから、リスク回避だ

    その証拠に開けて先週は土曜に自己最多の1日6勝もしてる。

    なぜこうも先々週と比べてこうも勝星あげてるかというと、昨年までのルールでは、前週に騎乗停止に抵触する騎乗を行った場合は翌週から騎乗停止となっていたが、今年に入りルールが改定され、前週に騎乗停止に抵触する騎乗を行い騎乗停止になったとしても、それが履行されるのは翌々週からとなったのだ。

    つまり、先週が本領発揮した福永祐一。
    先々週に騎乗停止になったら菊花賞はアウトだったから、徹底して安全運転に努めた結果が先々週だと思う。

    仮に先週に騎乗停止になろうとも菊花賞には騎乗できるというルールを逆手にとって、ギアを上げての騎乗を福永はしたのではないだろうか。
    これで今回のこのコンビに隙らしい隙はもぅ見当たらない。


    厩舎も現役ただ1人のダービー2勝トレーナー矢作芳人
    これで負けるならもう、負ける気がしない。


    今までで一番ディープインパクトらしい「雰囲気」を醸し出しているのがコントレイルじゃないか?と、感じているのは私だけであろうか?
    この次のレースで初めて古馬との戦いが始まる訳で、そこで初めて世代間レベルが証明されることになるのだ。


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2024/05/11

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今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう