最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,023

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  1. 日本馬の海外遠征がスタンダードになる

    海外での日本馬の出走

    今年の凱旋門賞こそセブンスルーシーズ1頭のみの参戦ではあったが、その他の海外レース含め、非常に日本馬の出走が盛んになっている昨今。

    先週行われたアメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップでも多くの日本馬が出走した。
    優勝こそなかったものの、ブリーダーズカップクラシックでは3歳馬デルマソトカゲが見せ場たっぷりの2着と健闘。
    他にも海外の一線級と互角の走りができるようまでになった日本競走馬である。
     
    ひと昔前までは明らかにヨーロッパ、アメリカとのレベルの差があったが、今は間違いなく同じステージに立てるだけのレベルになったと言っていいだろう。

    まだ、少し差は見えるものの、ポジティブに考えればまだまだ成長の余地があるということ。
    これからも海外で活躍する日本馬の走りを楽しみに見ることができるはずだ。
     
    そんな今やスタンダードとなった日本馬の海外遠征だが、遠征する理由はただの「ロマン」だけで遠征に行く訳ではなく、基本「金」だ(笑) 
     
    日本のみならず、世界の競馬主要国で賞金額を上げ、海外の強豪を自国のレースに呼び、レースを盛り上げる風潮が強まっている。 



    オーストラリアの高額賞金レースを日本馬が制した

    …という中で先週、オーストラリアの高額賞金レースザ・ゴールデンイーグル』を日本馬が制した。  
      
    オーストラリアの高額賞金レースを日本馬オオバンブルマイが制した
    ▲ 豪州高額賞金レースを制したオオバンブルマイ


    3歳GⅠ未勝利馬オオバンブルマイ、春のNHKマイルC3着からの参戦で、見事1着賞金約5億円をゲットした。

    ザ・ゴールデンイーグル」はグレードレースの格付けはなく、走る馬も超一流が集まってはいなものの、オーストラリアの名物レースとして2019年から始まった3歳戦だ。

    オーストラリアの競馬で有名なグレードレースと言えば『メルボルンC』があるが、その1着賞金を大きく上回るレースだけに近年はその注目度が上がっていた。
     
    そのオオバンブルマイ、ここで5億円を獲得したことで、国内の世代の獲得賞金額トップに躍り出た(約6億2,000万円)
    ダービー馬、タスティエーラ(約5億7,000万円)に約5,000万円ほどのリードをつけた。

    GⅠ未勝利馬がこのようなポジションに立つのは異例の出来事だが、よりチャンスのある舞台、より賞金を獲得できる舞台を走るのが競走馬の本質だ。

    今後、こういう選択肢をする馬も出てくることだろう。
    3歳馬のマイル路線としても、NHKマイルCが終わると、秋はマイルCSしか国内ではほぼ選択肢がない。

    古馬との力関係などを考えて無理に走らせるより、同世代との戦いでチャンスがあり、そしてより魅力的な賞金にチャレンジができること。
    オオバンブルマイが門戸を開いたことで、おそらく来年以降は日本からの参戦が増えるだろう。

    このオオバンブルマイの勝利、唯一の心残りは元々騎乗する予定だった武豊騎手が前週の開催で負傷しタッグを組めなかったことだ。
    乗り替わりが功を奏した?可能性は無きにしもあらずだが、こういったビッグレースではやはり日本人ジョッキーが背中に乗っていてもらいたいところだ。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。