最終更新日:2024年05月20日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,023

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (競馬界の現状を他の公営競技と比べて) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 競馬界の現状を他の公営競技と比べて

    遂にJRAでもコロナ感染騎手が。

    未だに終息の光が見えない新型コロナウイルスだが、そんな中、先週JRAでは初となるジョッキーの感染が分かった。

    新型コロナに感染したのは丸山元気騎手と、江田照男騎手2名の騎手

    最初に感染が判明した丸山元気騎手が、発症したと予測される開催(8月28,29日の新潟競馬)において、参加ジョッキーにPCR検査を実施したところ、江田照男騎手が陽性と判明した。という流れだ。

    単純計算、毎日100人に1人が感染するという今の日本の状況で、予防をしていたとしても、いつ誰が、どこで感染してしまっても不思議ではない。
    幸いにも2人とも大事には至っておらず、検査次第では今週(今日は9/16)から現場復帰できる見込みとのこと。

    トレセン、競馬場ともに、基本的には外が多く、いわゆる「密」となるような環境は多くはない。
    これまでにも厩舎スタッフの感染や、地方競馬ではジョッキー、調教師などの感染も報告されてはいるが、個々で発生するまでに留まっており、職場内クラスターのようなことは起こっていない。

    今回感染が発覚した2人のジョッキーのコロナ感染経路は明らかになっていないものの、おそらく仕事以外、直接的な要因となること以外で感染してしまったのではないだろうか。
    記者などのメディア、取材陣からもらってしまった、という可能性も大いにあり得るが、プライバシーにも関わるし公になることは無さそうだ。



    有観客開催促進への足かせにはできず。

    感染予防して細心の注意をはらって生活していても感染してしまう恐れのあるコロナウィルスだが、それでも競馬業界としては少しでも感染者を出さないよう努めていく必要がある。

    現在人数規制して競馬場への入場を行っているが、競馬サークル内で感染者が増え始めれば、感染拡大を防止してまたしても無観客開催に逆戻りしてしまう可能性は大いにある。

    発売窓口を少なくし、場内の飲食店等も縮小し、毎週末、人で賑わっていた頃の競馬場の雰囲気が今は全くない。
    ちょっと言い方は悪いかもしれないが地方の競輪場や、ボート場の平日の昼間のような景色だ。

    しかし収益を見ると、コロナが流行り出してからインターネット投票の割合が増え、幸か不幸か売上はむしろ右肩上がりの公営競技界だ

    時代とともにそういう方向にシフトチェンジしていくのなら仕方ないところもあるが、競馬場に人を入れることで、そこで雇用を創出し、馬券販売以外のお金を回すのも本場開場の大きな役割だと思う。
    競馬ファンとしても、テレビの前でひとり黙々と予想するのは楽しくないだろう。


    また個人的には競馬場へ行くためには、1週間前から抽選に応募する必要があるのだが、これが非常に面倒でならない。との声を聞く。
    行こうと思った時に電車に乗って、200円払ったらいつでも入場できるようになるのはいつになるやら(泣)

    10月10日に行われるはずだった、ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」の開催も、緊急事態宣言の延長により、大会の取り止めも発表された。
    「円滑な実施が困難」という理由なのだが、外で、かつ人と否が応でも離れてレースをするイベントが、どう困難なのか?と訝ってしまう。

    来場者の少ない中でこういうイベントを行っても。というのが一番の理由なのだろう
    秋の東京競馬が開幕し、例年であれば多くの人が集まり、その中で子供の運動会を応援するかのような中で行われていた恒例行事だが、早く本場で観たいものだ。



    他公営競技と比べて。

    選手=個人事業主を守る」という観点から、選手名の公表は基本的に行っていないものの、競馬以外の公営競技、競輪やボートレースでは競馬以上に感染者が出ているようだ。

    選手(騎手)の母数がそもそも違うというのもあるが、それでも競馬界は他公営競技と比較すると感染者数は出していない。
    中央で一括に管理できる中央競馬ならではの強みといったところだろう。

    これをもう少し継続的に実施できれば、今の状況からハードルは少しずつ下がっていってくれると思われる。…まぁ年内はずっとこのままだろうから、2022年こそは元に戻ってもらいたいものだ。


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競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう