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競馬の楽しみ方~番外編★ (1番人気馬の連敗。粗●の呪い?は続くのか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 1番人気馬の連敗。粗●の呪い?は続くのか?

    GIでの1番人気馬の結果を振り返る

    日本ダービーが終わり、春のGIシリーズも残すところ今週の安田記念を残すのみとなった。(今月末に宝塚記念もあるが)

    個人的には例年にも増して難解なレースが多かったような気がするが、それもやはり1番人気馬が全くもって結果を出せなかったことが大きいだろう。

    …と、今回は今年ここまでGIでの1番人気馬の結果を振り返ってみる

    フェブラリーS

    ⇒レッドルゼル:6着

    高松宮記念

    ⇒レシステンシア:6着

    大阪杯

    ⇒エフフォーリア:9着

    桜花賞

    ⇒ナミュール:10着

    皐月賞

    ⇒ドウデュース:3着

    天皇賞・春

    ⇒ディープボンド:2着

    NHKマイルC

    ⇒セリフォス:4着

    ヴィクトリアマイル

    ⇒レイパパレ:12着

    オークス

    ⇒サークルオブライフ:12着

    日本ダービー

    ⇒ダノンベルーガ:4着



    春GI、1番人気馬が10連敗

    GIに限らず、グレードレース全体で1番人気の連敗が続くほど今年は予想の難しいレースが多いのだが、2月のフェブラリーSのレッドルゼルに始まり、先週の日本ダービーのダノンベルーガまで、なんと春GI(平地競走のみ)1番人気馬が10連敗という結果になった。

    馬券に絡んだのはディープボンドドウデュースの2頭のみだから、実にお客さんには優しくない。(競馬予想サイトにも苦笑)



    粗品(霜降り明星)の呪い?は続くのか?

    そんな中、ギャンブル大好きお笑い芸人「粗品(霜降り明星)」が本命予想も毎週のようにファンを賑わせた

    逆神 霜降り明星の粗品の呪いか?
    ▲ 粗品(霜降り明星)の競馬予想


    粗品(霜降り明星)は、YouTubeチャンネルでGIの本命馬を公開しているのだが、そこで指名馬がことごとく敗れるということが起こり、ファンの間では『粗品の呪い』や『逆神』などと呼ばれ、SNSやネットニュースなどで毎週末のJRA開催が盛り上がって(?)いた。

    また、そのネタは競馬関係者にも知れ渡り、冗談混じりに「粗品さん、お願いだから本命にしないでください」とコメントするジョッキーや調教師も増えてきた。笑

    先週の日本ダービーで本命に指名されてしまったダノンベルーガも記憶に新しいところで、直前までどの馬が1番人気になるかわからない状況ではあったが、最終的にダノンベルーガが1番人気に。

    その『呪い』も相まってか、直線伸び切れず4着。3着はあったかもしれない展開で伸び負けたところもあり、ネット界隈はよりざわついて感じがする。笑

    そして、気になる今週の安田記念である。
    どの馬が1番人気になるのか、そしてどの馬に『呪い』がかかってしまうのだろうか?


    ちなみにここまでの春GIを振り返ると、10レースでの平均馬連配当が4,839円という高配当に。
    馬連1番人気決着は天皇書・春(タイトルホルダー・ディープボンド)のみ。
    どうしても人気の馬に引っ張られがちだが、腹を括って人気筋は軽視を貫いてみてもいいかもしれない。

    下馬評での人気は昨年のNHKマイルCを勝ち、秋にマイルCSでグランアレグリアの2着としたシュネルマイスターだろう。
    ただ、前走がドバイで惨敗して以来となる一戦だ。直前の気配次第ではあるが、1番人気を疑える要素は少なくない。

    ここまで波乱続きだと、今週はしっかりと腹を括って穴狙いに徹し?一発逆転といきたいところだ。


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無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。