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競馬の楽しみ方~番外編★ (リニューアルオープンしたセンテニアル・パーク 京都競馬場) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. リニューアルオープンしたセンテニアル・パーク 京都競馬場

    リニューアルオープンした京都競馬場

    約2年半にもおよぶ工期を経て、京都競馬場が生まれ変わった。
    その名も「センテニアル・パーク 京都競馬場」。

    センテニアル」とは『100年の』という意味で、京都競馬場が現在の淀に移転したのが1925年だから、そこから約100年が経ったということでこの名前が付けられた。
     
    リニューアルオープンしたセンテニアル・パーク 京都競馬場
    ▲ センテニアル・パーク 京都競馬場


    センテニアル・パーク 京都競馬場の完成図
    ▲ センテニアル・パーク 京都競馬場の完成図



    2年前の京都コースと何が違う?

    902日ぶりの京都競馬場でのレースとなり、菊花賞や春の天皇賞など、伝統ある長距離GⅠが阪神競馬場で行われたり、中京競馬場も代替として多く行われたりしたここ2年。
    私も昔からのイメージで京都競馬場・京都コースを想像して馬券を買い、何度痛い目に遭ったことか(笑)
     
    きっと今年度からはそんなこともなくなる…と思いたいのだが、2年前の京都コースとは様変わりしているので、まずは慣れが必要そうだ。
     
    とはいえ、大きくコースレイアウトに変更はない。 
    3コーナーの上り坂と、4コーナーから直線にかけての下り坂は以前のままで、外回りコースのカーブについては、従来よりも緩やかになる形で設計されているとのことだ。
     
    コース自体は変わっていないものの、この大改修において走路の全面改修が行われている。 
    芝の下に埋め込まれている砂の入れ替えを行い、さらには水はけを良くするために地下水路も設置した。 
    コース下にパイプを組み込み、全体的に水が抜けやすい構造になっているとのことだ。

    一般的な京都コースのイメージは先行有利で、そこに水が抜けやすくなる(馬場の回復が早くなる)となれば、さらに先行が有利な馬場になるのではないだろうか。
     
    また、一部では「超高速馬場化」を懸念する声もあるが、こういったところは日々の芝の育成・管理で調整が可能なもので、初年度はある程度試行錯誤も続くだろうが、少し長い目で見ることも必要だろう。
    …ということで、しばらくは客としても試行錯誤が続くのかもしれない。

    ちなみに、もちろんだがコース以外にも施設全体がリニューアルしており、これからの時代に合った設備・サービスが揃っているそうだ。

    リニューアル週の翌週には天皇賞・春が行われる
    いつも通り先行有利なのかどうなのか、タイトルホルダーがそのまま逃げ切ってしまうのか。
    開幕週である程度の傾向はつかんでおきたいところだ。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう