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競馬コラム~騎手編 (川田将雅騎手、陽性診断でよもやの試練) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 川田将雅騎手、陽性診断でよもやの試練

    川田将雅騎手、まさかの陽性で全てキャンセル。リーディングどうなる?

    悲願のリーディング獲得に向けてひた走る川田将雅騎手試練が訪れた

    川田将雅騎手、陽性診断でよもやの試練
    ▲ 川田将雅騎手、よもやの試練


    今月5日、香港競馬での騎手招待レースに騎乗するため、出国前検査として新型コロナウイルスのPCR検査を行ったところ、なんと陽性診断が下されてしまったのだ。
     
    これで7日に予定されていた香港での騎乗はもちろん中止となり、また、その香港での招待レースが終わった後、すぐに帰国して週末(12月10,11日)のレースには騎乗する予定だったのだが、そこも全てキャンセルとなった。 
     
    土曜は中日新聞杯のプログノーシス、日曜は阪神JFのリバティアイランドを筆頭に、平場でも有力馬が多数目白押しだっただけに、川田騎手を予定していた各陣営は、追い日を前にしてバタバタと慌ただしい週明けとなってしまっていた。
     
    その後、土曜は定められた期間的に完全アウトだが、その土曜日の検査結果で陰性が証明できれば日曜のレースは騎乗できるとの発表があった。
    なんともギリギリの動き方になるが、現時点で回復傾向にあることを祈るのみだ。
     
    今年は悲願のリーディング獲得に向けて年始から攻勢をかけ続けている川田騎手だが、このよもやの『冬休み』が、これから少しドキドキする展開に発展する可能性があるのだ。
     
     
     

    リーディング情報のおさらい

    ここで、先週までのリーディング情報をおさらいしてみよう。
      

    先週までのリーディング情報

    1位 川田将雅 137勝
    2位 戸崎圭太 125勝
    3位 横山武史 119勝

    今年のJRAの開催は、今週含めて3節+1日残り7日間でどこまで積み上げられるか、逃げ切れるか…という勝負。
     
    1位川田騎手と、2位戸崎騎手は12勝差

    よっぽどの「確変」がない限りはまず大丈夫な差ではあるのだが、この期に及んでまさかの1週お休みである。
    ただ、普通に考えれば1週休んでもこの12勝はほぼセーフティリードと思っていいだろう。
     
    と、ここまでは1週間のお休みで済めば…の話だ



    最後の試練逃げ切れるか、川田

    ここからはどうなるか誰にも分からないのだが、川田騎手の今後の回復具合(無症状とのことで体調自体に異常はないとの話)によっては、次週もお休みという可能性が存在している。

    そうなればセーフティだった12勝という差は一気に怪しいものになる。
    思わぬところで足踏みとなった川田騎手の心中はきっと穏やかではないだろう
     
    この秋、外国人ジョッキーが大挙参戦し、国内リーディングトップの川田騎手でさえ騎乗馬の質を落とす(有力馬が外国人ジョッキーに回る)ということが起こった状況で、なんとかここまで踏ん張っての12月だ。 
    ここまで来たらなんとかリーディングを獲得してもらいたいだけに、最後の試練を乗り越えてほしい。
     


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無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。