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競馬の楽しみ方~女性騎手編 (今村聖奈騎手がなんだか冴えない) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 今村聖奈騎手がなんだか冴えない

    Dr.コパ(小林祥晃氏)からの痛烈な発信

    昨年は、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち星を量産した今村聖奈騎手

    新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手の快進撃」など、当コラムでも定期的に取り上げているが、今年に入ってから分かりやすいように失速気味だ。
     
    無論、開催中の携帯電話使用の件でお茶を濁してしまい、それまで得ていた信頼が薄れてしまったこともあるのだが、こと冷静に騎乗ぶりだけを見ても、消極的なレースが多くなっている印象を受ける。 
      
    そんな彼女の騎乗ぶりに関して、先週、自身の所有馬を任せた『Dr.コパ』こと小林祥晃氏が、X(Twitter)にて痛烈な発信を行った
     

    聖奈のやることが 理解ができない

     
    9月3日、小倉2R・ボビーニクビッタケ。 
    これまでダート戦で2度の馬券圏内に入り実力は示していたが、そんな中での芝レース初挑戦という一戦。 
    これまで先行して結果を出してきたこと、この条件替わりで斤量減の騎手を起用したことを鑑みると、期待をイメージするのは小林コーナーだけでなくとも「先行」だろう。 
     
    そんな周囲の期待とは裏腹に、スタートでやや後手に回るとそのまま手綱を抑えたままで終始後方。 
    直線でソロっと脚を使っただけで流れ込むようにゴール。 

    結果論ではあるが、素人目にも芝適性すら判断できないレース内容になってしまっただけに、オーナーがそのような発言をされるのも納得がいく。 



    藤田菜七子パターンとなるのか?

    …念のため、誤解を生まないよう書いておくが、小林オーナーの発言は優しさがあってのものだ。 

    Dr.コパ小林祥晃氏と今村聖奈騎手

    過去に藤田菜七子騎手に重賞常連のコパノキッキングを騎乗させたこともあるように、若手騎手らにチャンスを与える気概のある人だと思う(勿論、注目されるということが理由だとも思う)
    今回も、今村聖奈騎手により成長して欲しいと想うが故の発信であるように受け取れる。 
      
    このような、いわゆる騎乗ミスは誰にでもあることだし、レース後には厩舎やオーナーから酷く指導されるケースも少なくはない。 
    ごく当たり前のことではあるが、明らかに調整を落としている今村聖奈騎手にとってはキツく染みる一鞍になったことだろう。 

    夏競馬は約2ヶ月騎乗して5勝のみ
    明らかに落ちている騎乗馬の質を鑑みると、妥当と言えるかもしれないが、まず勝ち負けを期待できる馬を任せてもらえるようになることが喫緊の課題である。 
     
    これではまるで「俺の馬で菜々子に重賞を勝たせるという使命は終わった。」と小林オーナーに言われて下降一直線となった「藤田菜七子のパターン」をなぞっているようである。 
     
    今村聖奈騎手がひと皮剥けるまでには少々時間が掛かりそうな印象もあるが、同期の永島まなみ騎手は雑草魂で着実に腕を磨き、今年ここまで今村聖奈騎手を抜いて27勝をマーク(今村騎手は21勝)となっている。 
     
    どつぼにはまらず、追い抜け追い越せで、競馬界を盛り上げる存在になっていって欲しいところだ。 


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。