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競馬の楽しみ方~番外編★ (レジェンド武豊、完治優先でしばらく休業) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. レジェンド武豊、完治優先でしばらく休業

    天才武豊騎手が負傷

    先日レース開催中、騎乗馬から降りる際に右足を蹴られて負傷し、その日の騎乗をキャンセルする憂き目にあった武豊騎手

    この日のメインレースは天皇賞・秋、2月以来の実戦復帰となったドウデュースの騎乗が大いに注目を集めていたが、残念ながら乗り替わり(戸崎騎手)となった。
     
    症状は筋挫傷…いわゆる打撲のひとつ上のダメージ具合で、骨まではいかないが、筋肉や腱が損傷している状態で、落ち着くまではかなりの痛みを伴うそうだ。
     
    ただ、所説あるものの、筋肉や腱であれば炎症さえ治まってしまえば、早々に復帰できることもあるらしく、そんな期待を持ってか、当初は先週のマイルCS週での復帰を睨んでいた。

    しかし、実状はそんなに甘くなかった

    負傷した武豊騎手
    ▲ 負傷した武豊騎手


    なかなか痛みが引かず、先週の騎乗を早々にキャンセルした。
    さらには、ドウデュースとの再コンビ結成を強く望んでいたジャパンカップ(今週)も難しいと判断し、それならば無理をせず、ということで12月1週目の騎乗(チャンピオンズCではアイコンテーラーに騎乗予定だった)もキャンセルすることが決まった。 

    早くても復帰は阪神JFが行われる週、12月9日以降になる見通しだ。
     


    天才も歳には勝てず<

    ひと昔前は、落馬→骨折して完治しないまま復帰したこともあるレジェンドだが、御年54歳だ。

    さすがに往年の頃のような回復力は望めなかったというところ。
    レースに乗ればいまだに華があり、競馬界を盛り上げてくれる存在だが、ここまでくるとまずは完治することが最優先となる。

    まだまだ引退を考えていない本人ではあるから、このタイミングで下手に無理をすることが今後の大きなリスクになることは分かっているはず。
    有馬記念の舞台に姿がない…となると少し寂しい気持ちもあるが、とにかく一日も早く完治し、復帰してくれることを祈るばかりである。
     
    …と、相棒との騎乗叶わなかったドウデュースだが、自身も叩き2戦目で試金石の一戦。 
     
    今や世界一とまで言われるようになったイクイノックスを日本ダービーで負かしている身としては、二度も苦渋をなめるわけにはいかない。 
    結果として戸崎騎手とのコンビも継続となっただけに、今回こそは力を出し切って欲しいところ。
     
    また、3冠牝馬リバティアイランド登場で今年のジャパンカップはさらに盛り上がる。
    世代最強牝馬が古馬相手にどこまで通用するか注目。
    ただ、所説、今年の3歳馬のレベルが?と疑われているところもあり、こちらもそういった意味で試金石の一戦となろう。
     
    イクイノックスが『1強』を誇示するか、はたまた波乱があるのだろうか…



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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう