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競馬の楽しみ方~女性騎手編 (今注目のJRAの女性ジョッキーは誰?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 今注目のJRAの女性ジョッキーは誰?

    2名の新人JRA女性騎手が誕生

    3月に新人ジョッキーがデビューして、その中で2名の女性ジョッキーが誕生し話題を呼んだ。
     
    河原田菜々騎手と、小林美駒騎手である。

    新人女性ジョッキーの河原田菜々騎手と小林美駒騎手
    ▲ 新人女性ジョッキーの河原田菜々騎手と小林美駒騎手


    河原田騎手はここまで2勝
    小林美騎手1勝と、

    昨年の今村聖奈騎手のような大ブレイク…とまではいかないが、普通の新人ジョッキーらしく、着実に経験を積んでいる様子である。

    まだまだこれから厳しい現実が待ち受けていることだろうが、しっかりを実戦の中での技術を身に付けていって一つでも多く勝てるよう頑張って欲しい。
     


    今注目のJRAの女性ジョッキーは誰?

    そんな2名の女性ジョッキーが新たに加わり、JRAでは総勢6名の女性ジョッキーがいる。

    今村聖奈騎手

    先ほども名前を挙げたが、昨年のデビューイヤーで51勝を挙げ一気にブレイクを果たした今村聖奈騎手は、先週(4/8)時点で、今年ここまで14勝
    1週に1勝のペースで、このままいけば昨年と同じくらいの勝ち星は計算できるほどの順調ぶりだ。

    その昨年ほど楽にレースをさせてもらえなくなっているフシはあるが、回ってくる騎乗馬の質は他の女性ジョッキーに比べると断然良いので、変わらずチャンスは多く巡ってくるはずで、今年も女性ジョッキーの「顔」として引っ張っていってくれそうだ。
     


    永島まなみ騎手

    昨年21勝と、デビュー年の7勝から大きくジャンプアップした永島まなみ騎手は、今年さらに自己ベストを狙いにいけそうな気配だ。

    永島まなみ騎手
    ▲ 永島まなみ騎手


    なんと今年ここまで10勝を挙げる活躍で、今村聖奈騎手とは4勝差、決してチャンスが多い訳ではない状況でこの成績だから、ひょっとすると追い越せ追い抜け…で今村聖奈騎手を上回る可能性もなくはない。
     
    今年の永島騎手の騎乗ぶりにはぜひ注目して欲しいところである。
     


    藤田菜七子騎手

    一方、今年も苦戦を強いられそうなのが東の藤田菜七子騎手だ。

    先週、やっと2勝目を挙げてようやく今年両目が開いた状況。
    勝ち星は1ケタ止まりで、騎乗数も大幅に減らし、陰りを見せ始めた昨シーズンだった。
    そのぶん今年は何としても巻き返さなければいけない状況なのだが、そういう立場だからこそ物足りなさがある。

    ひと頃のようにご祝儀的に良質な馬が回ってこなくなり、今はシンプルに超シビアになり騎乗馬の質はグンと落ちている。

    また、所属する根本厩舎も不振で、自厩舎の馬でチャンスを与えてあげることが難しい状況だ。
    もともと毎年決まって2ケタ以上勝てる厩舎でもなかったが、このような環境ではキッカケを掴む、掴ませてあげることができないのはマイナスポイントだろう。

    ただ、チャンスのない馬であっても、ひとつでも上の着順を目指し、厩舎やオーナーにアピールし、次のチャンスにつなげる。…というのは、どのジョッキーでも同じことである。

    自分の力で打破しない限り、藤田菜七子騎手にはまだまだ厳しい状況が続くだろう。
    「調教専門ジョッキー」になってしまわないことだけを祈る。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう



2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。