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競馬コラム~騎手編 (情けない来日ジョッキーたちの戦績?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 情けない来日ジョッキーたちの戦績?

    海外からの短期免許による来日ジョッキー

    2024年の中央競馬がスタートした。
    祝日を含んだ3日間開催ということもあり、大いに今年の開幕週は賑わっていたように思う。
     
    そんな新年、海外からの短期免許による来日ジョッキーが例年とは大きく異なる顔ぶれが揃った。
      
    ・オレリアン・ルメートル(フランス) 
    ・リチャード・キングスコート(イギリス) 
    ・レネ・ピーヒュレク(ドイツ) 
    ・レイチェル・キング(イギリス) 
    ・ルーク・モリス(イギリス) 

    モリスは昨年12月から来日しており継続騎乗となるが、それ以外は今回が初の短期免許取得となる。 



    来日ジョッキーの騎乗成績

    それぞれどのような騎乗、そして活躍を見せてくれるのか楽しみな開幕週…と期待していたのだが、フタを開けてみると…
     
    ■1/6-8の騎乗成績
    ・オレリアン・ルメートル⇒24戦2勝
    ・リチャード・キングスコート⇒15戦0勝
    ・レネ・ピーヒュレク⇒20戦0勝
    ・レイチェル・キング⇒12戦2勝
    ・ルーク・モリス⇒10戦0勝

    情けない来日ジョッキーたち
    ▲ 情けない来日ジョッキーたち



    全員まとめても79戦4勝。


    こういう数字をまとめてはいけないのかもしれないが、海外勢の出てきた勝率5%はなんともキツい数字である。
    (モリスに関しては先月50鞍近く乗って1勝だから、割と底が見えているフシはあるが)



    日本の競馬に適応できるか

    ただ勝てないだけならうるさく言うつもりもない。

    だが社台グループの有力馬(人気馬)に多数騎乗していながら、勝ちあぐねるレースが多くあったのでは、
    そりゃねぇわ」と、馬券を買っている立場からしたら、たまったものではない。

    この3日間でフラストレーションを溜めまくった競馬ファンは多いはずだ。

    しかし、思い返せば、過去も初来日のジョッキーは流れをつかみ切れず最初のうちは苦戦していた

    ルメールやデムーロだって、短期免許で来日していた時はそう簡単に勝ててはいない。
    それをちゃんと分かっていれば逆に今週は高配当馬券にありつけていたかもしれない…
     
    兎にも角にも今週以降はより彼らの技術的なジャッジが必要だ。

    現状、競馬サークルにおいて、今期来日しているジョッキーで評価の高い人は前評判段階からいない様子。
    ここからより早く日本の競馬に適応し、人気・期待以上の騎乗ができるかどうかを見極めていきたい。

    当の本人たちだってこの短い期間でいかに結果を出せるかが勝負となる。
    今後日本で継続的に騎乗できるかが決まるだけに、何としても結果は欲しいところだろう。
     
    また、さらにこの海外ジョッキーの来日で煽りを食らっている日本の中堅ジョッキーたちの逆襲は馬券的にも面白いところ。 
    「あの程度なら俺たちの方が…」なんて話が聞こえてきそうである。 
      
    年明けのレースは荒れる傾向があるが、そのあたりを加味して今週以降は積極的に攻めるといいかもしれない。 
     

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2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう