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孤高の天才・川田将雅騎手 (川田無双?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 川田無双?

    川田将雅騎手、上々の滑り出し

    僅差ながら、今シーズンもリーディング首位につけている川田将雅騎手

    川田将雅騎手
    ▲ 川田将雅騎手


    そのうちJRA重賞は4勝をマークしている。
    自身最多となる年間15重賞勝ちを記録した2019年と同じペースだから、キャリアハイも期待できる上々の滑り出しといったところだろう。



    地方競馬場で行われる交流重賞での騎乗について

    そんな川田騎手の活躍に関しては多くを語るまでもないのだが、今回注目したいのは同じグレードレースでも、地方競馬場で行われる交流重賞での騎乗について
     
    ・1月25日
     大井競馬 TCK女王盃(JpnⅢ) グランブリッジ
    ・3月1日
     川崎競馬 エンプレス杯(JpnⅡ) グランブリッジ
    ・3月14日
     高知競馬 黒船賞(JpnⅢ) シャマル


    上記、今年に入って騎乗機会3連続で勝利し、まさに「仕事請負人」となっているのだ。
    春になり交流重賞も多く行われていく中、これからどれだけの結果を残していくのかは非常に興味深いところなのだが、この光景はひと頃の武豊騎手と姿が被る。
     
    交流重賞で「ユタカが乘ればまず勝ち負け」「勝てる馬しかユタカは乗らない」というフレーズは当時の競馬ファンの常識みたいなものだった。…そんな『無双』状態に川田騎手がなろうとしているムードが漂っている。



    日本のトップジョッキーとして君臨できるか

    交流重賞に限った話ではないが、福永騎手が引退した後、彼のパイプを受け継ぐことになった中心は、結果的に川田騎手となった印象は強い。 
     
    福永騎手と同じエージェントグループ(岩田望来騎手、今村聖奈騎手、岩田康誠騎手ら)への恩恵も目立つが、より勝負気配の強い馬については川田騎手に回っている状況。
     
    冒頭のリーディング争いについては東西でのバランスや、GⅠシーズンに入っての騎乗数増減で確定的なことは言えないが、こと大舞台だけの話をすると、初騎乗馬も含めて良質なお手馬を携えていくことになる可能性が高い。
     
    高松宮記念はドバイ遠征のため騎乗はないが、桜花賞(リバティアイランド)を皮切りに春GⅠを固め打ちしてくることも夢ではないかもしれない。

    大舞台ではルメール騎手のイメージで実績ともに現状は上回っているが、それをも今年ひっくり返し、名実ともに日本のトップジョッキーとして君臨できるかは大いに見どころだ。


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2024/05/11

「えぶり」という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する「えぶり」の無料予想(無料情報)は、2024/05/11の東京7Rで提供された買い目である。


えぶりという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ えぶりの無料予想(2024/05/11)

結果:1-8(不的中)

「えぶり」が軸馬に推奨した12番マンマリアーレは8着。

これまでの成績を振り返ってみると新馬戦から4戦は芝を使われ、そこそこは走れていたが詰め切れずの競馬が続いていたため中山ダート1800mを試したところようやく勝利。

ゴールドシップ産駒ということでその後クラシックに乗せようと芝に戻すも、未勝利時代と同じような感じの走りで詰め切れず。

オークストライアルで敗れたことで芝に見切りをつけ、ダートに戻して2勝目を狙うも5戦して勝ち切れず。


中山ダート1800mで未勝利を勝ち上がり、その後も勝ち切れないながらも3着以下なしという成績ならば、すぐにチャンスが来そうに見えたかもしれないが、対して東京コースを避けるかの如く一度も使われていないのには、陣営的には走りが合わないという認識があったのであろう。


その証拠に今回は初めてブリンカーを付けてきている。つまりは何かを変えないと左回りを上手くこなせないという考えの表れだったのだ。

それほどまでに左回りに苦手意識があったのだろう。当然、調教でも左回りを何度も試していたはずだ。

そこで導き出された策がブリンカー装着なのだ。

馬によっては右も左も関係なく走れる馬はいるが、逆にどちらかを狙ってローテーションを組む馬も多数いる。


左回りコースは東京を筆頭に中京、新潟と直線が長いコースが多い。対して右回りは、中山コースに代表されるようにコーナーがきついコースが多い。

つまりは、バックストレッチや直線が長い左回りコースは、しっかりと折り合いがつけられないと走り切れないのだ。

そしてマンマリアーレは、中山コースを主戦場としてきたのならば折り合いに難がある馬だったのである。


えぶりが提供したレース

故のブリンカー装着。

ブリンカーを装着すれば、全ての馬が集中力が増すという足し算的な効果を期待できるものではなく、馬によっては視界が遮られることに戸惑い本来の走りができないことも普通にある。

今回はそれがモロに出た感があった。


左回りがほぼ未知数の馬を軸馬に据えるという発想は、ある意味一発狙いで今回は裏目に出た


結果論になってしまうが、例えば2着となったアルヴィエンヌは前走で東京ダート1600mを使い6着とそこそこの競馬をしている。

叩き3戦目でルメールを配してきたのであれば、こちらの方が狙いやすかったのではなかろうか?

コース適性をもう少し考えれば、組み立てのアプローチも変わってきたというレースであった。




2024/05/11

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
マイナス−12万 3300円」といった収支結果も出ている。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているので、競馬検証.comでも久々に2週続けて検証することにした。

今回が流石に最後になると思うが、今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/11の新潟7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/11)

券種:馬単ボックス
券種:馬連ボックス
結果:5-8(不的中)

馬単馬連ともに不的中となった理由は、2着馬8番ルーチェロッサが入っていなかったことに尽きるが、何故この馬を入れなかったのか?

前走の福島戦は、6着とはいえ0.4秒差。
休み明けを一度使って良くなってきていたのは明らかで、加えて長丁場の競馬で集中力を切らさず最後まで踏ん張ったのも好材料だった

さらには今回は、減量騎手起用で一気の斤量3kg減小林勝太騎手
小林騎手はこの新潟開催フル参戦で4勝を挙げており、馬場のどこを通れば有利かというところも把握できていて、かなり乗れていた騎手

この2つの強調材料がありながら何故だ?

マイルスが提供したレース

対して、馬券に組み込まれていた7番キングリスティアは8歳の騙馬。
デビュー4戦目以降は全てダートを使われていた。
直近の成績も14着(最下位)、6着、11着(ブービー)。

斤量の恩恵もないに等しい馬。
芝変わりに一縷の望みをと考えたのかもしれないが、悲しいくらいに希望的観測で案の定8頭立ての7着。

この選択は、「どうかしている」としかいえない

ローカル開催は、若手の減量騎手狙いが鉄則だ。
新潟開催からのレース提供に全くそぐわないアプローチで、これでは「どうしようもない」。

どう過大評価をしても「マイルス」がこうはならないだろう